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2016/08/30

日本国と災害から国民を守る自衛隊

日本国と災害から国民を守る自衛隊

(株)伝書鳩 代表取締役 東北・北海道ブロック長 藤澤達夫理事より寄稿

当社配布エリアにある美幌町では毎年自衛隊駐屯地で創立○周年と題した一般開放の模擬店や式典・祝賀会が開催されます。

今年第65周年は8月29日(日)開催で大雨。毎回式典後の目玉はオートバイバトルやヘリ飛行訓練、そして実戦を模した公開訓練の展示です。中でも戦車の放つ大砲の音には毎回度肝を抜かれます。雨の中の式典開催となり、支給された雨合羽で来賓席に鎮座していました。雨が強くなって席を離れ、傘を差し観ていると自衛隊から「大きな音が出ますのでご注意ください」のアナウンス。

身構えたそのすぐ後に大砲が「ドドッカーン!!」。音と地響きで周囲の子供たちが「うぇ~ン」と泣き出したその時、手にしていた傘から大粒の雨たちが一斉に上空に舞い上がりました。戦車とは200m位離れていましたが、音圧の凄さは目と耳から全身に!傘までも震え上がらせちゃう超弩級パワー!!

ヘリの飛行も凄いです。高く舞い上がったヘリが突然急降下!地上すれすれで急上昇!!を繰り返します。観ていて、もし墜ちたら…と誰もが脳裏をかすめたでしょう。

模擬演習とは言え、私はいつもこれが現実だったらと恐ろしさに身が引き締まります。私も戦争を知らない子供たちの一人です。戦争の悲惨さをTVや読み物で感じるのとはまるで違う世界に遭遇することで驚愕の怖さに思いを馳せ、骨身に戦争の恐ろしさを感じ取らせています。

今はまだ海外のこととは言え、アフガン・イラク紛争で戦争最中にいる兵隊らはどんな思いで戦場にいるのか…日本の兵隊派遣是非など考えさせられます。

地元北見市でも街中で自衛隊模擬演習してくれたら、みんなが戦争の怖さを思い描けるだろうになぁ…と感じました。

ポスティング業が繁栄する戦争のない平和な世界が、いつまでも続くことを願います。