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2026/10/06

毎年恒例の中央会セミナー

中央会セミナーの様子

9月28日(月)中央会主催の中小企業トップセミナーが開催されました。今回のテーマは「激動の時代~中小企業はどう生き抜くか~」で、総会会場でおなじみのアルカディア市ヶ谷で今年も開催されました。

登壇者はお二人で、初めにロシア情勢に精通し、ウクライナに侵攻が始まった際に毎日のようにテレビ出演されていました東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠先生が「世界の大転換【日本の針路を読み解く】」と題し、ロシア・ウクライナの現状だけではなく中国の台湾有事、北朝鮮の韓国併合などとともに、北海道沖に展開するロシア軍の現状までお話しされました。

これを聞いて思ったことは、何か一つの勘違いで大きな戦争に発展しかねないと思い、のほほんと生きている場合ではないな~と感じてしまいました。まあ、と言っても何かできるわけではないのですが、しっかりと日本のかじ取りができる指導者を見極めないとですね。

そしてお二人目の登壇者は合羽橋料理道具店・飯田商店6代目で、数千点の調理道具を自ら試す現場主義を武器に、価値ある商品だけを世界中の料理人へ届け続けている飯田結太さんのお話を伺いました。

飯田さんは2021年にカンブリア宮殿に出演~この月はトヨタ・スタバ・IKEAときて、急に社員5人の飯田屋さんとなったそうですが、なんと年間最高視聴率をたたき出したそうです。そして今回のテーマは「行列ができる料理道具店のしくじり経営術/おれみたいになるな」

週6日勤務に加え、ボーナスや有給休暇、年末年始・夏季休暇もないという、今では考えられない労働環境の会社を6代目として引き継いだそうです。その後、従業員の働きやすさを第一に考え、休日制度や福利厚生の充実、賃金テーブルの見直しなど、数々の改革を断行。社員やパート従業員に喜んでもらえる会社へと生まれ変わらせました。

ところが、これだけの改革を進めたにもかかわらず、なぜか人が定着しない。このころにはすでにメディア出演が多数あり(トータルで1,000件以上の出演経験があるそうです)「働く環境を整えれば、人は定着するはず。ましてこれだけ有名店にしたし」そんな経営者の思いとは裏腹に、採用してもすぐ辞めてしまい、慢性的な人手不足から抜け出せないという状況が続いていました。

この現象により通常業務はもちろん、配達やメディアに出演など多忙な日々が続き、どんどんと疲弊していったそうです。

そんなある日、5代目である母親からの勧めであるセミナーを受講して、この会社にいたくない理由が自分自身だと気が付き、常にだれにでも、そして何にでも感謝することに変革したところ10年間で離職率ゼロを達成したそうです。(それ以外にもたくさんためになる話がありましたが、続きは組合で講演いただく機会があったら聞けるかもしれません~)

それにしてもこの店は、へんてこりんな商品を数多く取り揃えています。4,000円以上もするおろし金や3,000円以上するピーラーなど不思議なものがいっぱいでした。

講演後、名刺交換した際に「その刈り上げ部分は自慢のピーラーで剃ったのですか?」と質問すると爆笑され、「いえ、スライサーです」と笑顔で答えてくれました。さすが、シャレが効いています!!


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